タマニワにっき(お知らせ兼ブログ)
こんにちは。東京 東上野の着付け教室タマニワきものの着付講師 瑞香(みずこ)です。
12/18(金)に、東京 高田馬場にあるISI日本語学校のクリスマスパーティーで着付けのボランティアに行ってきました。
ボランティアをすることになったきっかけ
以前、1Day浴衣レッスンに来てくださった生徒さんがその日本語学校の先生で、レッスン後Facebookでつながり、投稿にコメントをしあうような仲でした。
「日本に住んでいる外国のかたを相手にレッスンをしたい~」なんて相談をそのかたにしていたところ、ちょうどクリスマスパーティーで浴衣を着せるイベントがあるのでボランティアで来てくれないか、そのときにチラシとか渡して宣伝してくれていいよ!という素敵なお声がけをしていただきました。
ぜひぜひ!と二つ返事で参加することにしたのでした。
チラシづくりに苦戦する
いざ、自分の着付け教室のチラシをつくろうとすると、いったいなにを伝えたらいいんだろう・・・と、A4という狭い世界で悩みました。
今までWEBディレクターとして、何百枚、何千枚というサイトの情報設計をしてきたのに、なぜたった1枚でこんなに悩むんだろうと思いました。
答えは明白、けっきょくはお客様の要望をジブンゴト化していなかった、もっと簡単にいうと情熱が足りなかったのですね。
そんなことを思いながら(ちょっと絶望しながら)チラシを作りました。
”どんな状況でも着付けをする”ということ
当日用意されていた着付け道具は、帯板もなければ補正タオルもない状況。
でも今日のゴールは「きれいな着付けをする」のではなく「日本語学校の生徒さんに浴衣を着ることを体験し楽しんでもらう」だと思ったので、その場にあるもので精一杯やろうと思いました。
もちろんサイズが合わない場合でも、それを悟られないよう冷静をよそおって着せ付けていました。
以前、お師匠さんに「きれいに着せられないことを道具のせいにするな」とよく言われましたが、まさにこういうことなんだなぁと思いながら・・・。
当日はとっても楽しかった
当日はいろんな国から来ているかたとお話をしながら着せ付けをしました。
中国、韓国、ベトナムあたりが多かったです。
みんな日本が好きなんですね~。
浴衣を着たあとはとても楽しそうにされていました。それを見ている学校の先生方も楽しそうでした。
ボリビアから来ているという男性を着つけた後、御礼とともにボリビアのポストカードをいただきました。
たくさんのポストカードから好きなものを選んでくださいと言われたので、民族衣装っぽい感じの写真を選びました。
こういうコミュニケーションって素敵だなとほっこり感動しました。
そして、宣伝の効果は・・・
話はもどって、四苦八苦してつくった着付け教室のチラシですが、けっきょく渡せず手元に残ってしまいました。
なんのために行ったんだ、私は!!あぁ、人見知り・・・。
そのことを、今回お声がけくださった先生に話すと、気を遣ってくださったのかチラシを置いておくから~宣伝しておくから~と言ってくださいました。
当面はこのあたりのコミュニケーションが課題だなぁと反省しながら家路に向かったのでした。